西岡良仁選手ツアー初制覇！！深センオープン決勝フルセットで制して日本人男子5人目のツアー優勝者になる。

Photo by Tennis Magazine FaceBook

スポンサーリンク


西岡良仁選手、自身初のツアー優勝です。

「ATP250 深センオープン」（開催地：中国・深セン：9月24～30日：サーフェイス・ハードコート）の大会決勝戦で予選からの勝ちあがりで世界ランキング171位の西岡良仁選手（日本：ミキハウス）がピエール ユーグ・エルベール（フランス）との対戦の結果。

ゲームカウント7-5、2-6、6-4のセットカウント2-1のフルセットの末西岡良仁選手が勝ちました。試合時間は2時間20分。

これで自身初となるツアータイトルを獲得。日本人男子選手では松岡修造さん、錦織圭（日本：日清食品）、杉田祐一（日本：三菱電機）、ダニエル太郎（日本：エイブル）に次ぐ5人目の快挙！ですね。

西岡良仁選手は2017年3月に左膝の前十字靭帯断裂によりツアーを離脱していました。今年1月に復帰して這い上がり、この大会では予選からの勝ち上がりで計7試合を勝ち抜いての優勝です。

深センオープン優勝までの道のり

1回戦：対 デニス・クドラ(6-1、6-3)

9月24日：コート２

1st 2st 3st 合計
西岡義人 6 6 – 2
Ｄ・クドラ 1 3 – 0

第１セットを先取すると、第２セットは第１ゲームでブレークに成功。第６ゲームではブレークバックを許したがリードを守り、試合時間が59分と快勝した。

2回戦：対 シャポパロフ(7-6、3-6、7-5)

９月２６日：センターコート

1st 2st 3st 合計
西岡良仁 7(7) 3 7 2
Ｄ・シャポパロフ(6) 6(5) 6 5 1

準々決勝：対 キャメロン・ノーリー(7-6、6-2)

９月２８日：センターコート

1st 2st 3st 合計
Ｃ・ノーリー 6(2) 2 – 0
西岡良仁 7(7) 6 – 2

準決勝：対 フェルナンド・ベルダスコ(1-6、6-3、7-6)

９月２９日：センターコート

1st 2st 3st 合計
Ｆ・ベルダスコ 6 3 6(5) 1
西岡良仁 1 6 7(7) 2

準決勝の相手ベルダスコと言えば今年の「全仏オープン」で試合時間4時間22分になるロングマッチの死闘の末に惜敗した相手。
西岡選手が最後の方に足に痙攣を起こしながらも戦う姿が感動的な試合でしたね。

準々決勝で勝利後に西岡選手は、自身のtwitterアカウントで「約二年ぶりの準決勝！予選から5試合戦ってますが、まだ頑張ります。次はベルダスコ選手です。全仏以来なのでとても楽しみです！！」と十分。

第１ゲームはベルダスコのサービスゲーム。立ち上がり第2ゲームでいきなり相手にブレークをされてしまい。１―4で迎えた第6ゲームでもブレークをされてしまい、相手のサービング・フォー・ザ・セットでベルダスコの222kmの超高速サービスエースで第1セットを落とす。

第2セットは第2ゲームで先に西岡選手がブレークを奪うも、直後にベルダスコの強烈なフォアハンドストロークですぐさまブレークバックをされてしまう。それでも西岡の３―２で迎えたリターンゲームに再びブレークを奪うと、第2セットは西岡有利の展開に。ベルダスコはボールパーソンの少年に苛立ちをぶつける場面も見られた。西岡は５―３で迎えたサービング・フォー・ザ・セットをしっかりとキープし、勝負はファイナル第3セットへ。

第3セットは両者キープ合戦で迎えた第7ゲーム、ベルダスコのダブルフォルトもあり西岡選手が先にブレークに成功。しかし直後のゲームにブレークバックをされてしまい、続く第9ゲームは両者激しい攻防に。西岡はブレークポイントを握るも、ベルダスコの223km/hのサービスエースでここを凌がれた。

結局最終セットはタイブレークまでもつれ込む。タイブレークでも両者ミニブレークのない中、西岡の６ｰ５でのマッチポイントでベルダスコが痛恨のダブルフォルト。最後は西岡選手がフルセット激闘を勝ち抜き全仏の借りを返した。

決勝戦：対 ピエールユーグ・エルベール

9月30日：センターコート

1st 2st 3st 合計
西岡良仁 7 2 6 2
Ｐ・エルベール 5 6 4 1

第1セットはデュースの末先取しました。

第2セットもエルベールのサービスからのスタート。この大会勢いに乗る西岡選手は、第1ゲームを３０ｰ４０とするとで取ると、大きなロブショットを混ぜストローク戦で優位に立ち相手選手のミスを誘い、ブレークに成功。

第2ゲームをではキープしてエルベールを寄せ付けない。
第3ゲームもブレークポイントを握ったが、ここはしのがれ、ゲームカウント２―１として第３ゲームまで終了。

第4ゲームで15-40とピンチなり、エルベールの粘るプレイでブレークをされてしまいゲームカウント２―２とイーブンに戻されてしまい第6ゲームもブレークされ、1ブレークダウンとなってしまった。ゲームカウント2-3。

初めてエルベールにリードを許した西岡選手。
第7ゲームも相手に優位に試合を進められチャンスを作ることができず、5ゲームを連取されてゲームカウント２―５。

第8ゲームでも３０ｰ４０とリードをされてしまい、最後は痛恨のダブルフォルトで、ゲームカウント２―６で第2セットを落とした。

第3セットもエルベールのサービスから。
西岡選手は第1ゲームでデュースに持ち込むが、ブレークポイントを握ることができない。一方のエルベールも第2ゲームで粘るが、お互いにキープ合戦となる。

第5ゲームで西岡選手が０ｰ４０とこのセットで先にブレイクチャンスをつかむ。1本目はしのがれたが、続くプレーでエルベールが西岡選手の深いリターンを返せずにブレークに成功。

第6ゲームでは、サーブ＆ボレーなど前に出て揺さぶりをかけたりとチャンスを作ろうとするエルベールに対してパッシングショットを決め、西岡選手も前に出てエルベールのミスを誘ったりと優位に進めてサービスキープし、ゲームカウントを４ｰ２とした。

第７、第８ゲームは互いにサービスゲームをキープし、ゲームカウント５―３で迎えた第9ゲームで、エルベールのダブルフォルトで西岡選手が３０―４０とチャンピオンシップポイントを握ったが、西岡選手のショットがわずかにバックアウトになり、デュースに持ち込まれる。ここでも西岡選手がアドバンテージを奪うが、3本のチャンピオンシップポイントをしのがれてキープされた。

第10ゲームは西岡選手のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなる。最後まで粘るエルベールにファーストポイントを奪われたが、西岡選手は焦ること無くポイントを重ねていき、最後はエルベールがリターンをネットに掛けて６―４で第3セットを取り、自身初となるツアータイトルを獲得。

西岡良仁選手、楽天オープンに出場します。

西岡良仁選手、本当に優勝おめでとうございます。
１０月１日から始まる楽天オープンにもワイルドカードで出場がきまってますね。

テニススタイル
楽天オープンの全出場選手が決まりました。【2018年楽天オープンテニス】
http://tennis-style.com/2018-rakutenopen-player-entry-lists/
Photo by rakutenopen Facebook前年優勝者のダビド・ゴファン選手がケガの為欠場となってます。ゴファン選手のプレイを楽しみにされていた方も多かったと思いますが残念ですね。（出場選手のお知らせ/楽天オープンテニス）ルーカス・ブイユ選手もケガの為に欠場だそ...

スポンサーリンク


楽天オープンは楽天TVとWOWOWで観れます。

楽天オープンは民放では放送ありません。

  • 楽天TV：全試合ライブ配信。
    1Daypassが540円、WeakPassは1,080円(全試合観れます)

「楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス2018」（通称：楽天オープン2018）。
Rakuten TVでは10月1日（月）の1回戦から10月7日（日）決勝までの本戦をLIVEにて配信！

テニススタイル
楽天オープン2018の全日程が実質540円で観れる技！【楽天TV】
http://tennis-style.com/2018-rakutenopen-rakutentv/
楽天オープン2018 特別キャンペーン Rakten TVRakuten TVで楽天オープンテニスの1回戦から決勝戦(10/1～10/7)までの試合をライブ配信されます。通常は1日分(DayPass)が540円なので7日間観ると3,780円掛かるのですが、全試合が観られるお得なWeekPassが1,080円で発売...

  • WOWOW

10月1日～7日まで連日生中継！初日は無料放送。