大坂なおみ選手使用のラケット&ストリングはYONEXですよね。
YONEXは大坂なおみが10歳の頃からラケットなどの支援をしているんですね。
目次
母の環さんがYONEXに直談判でスポンサー契約。
母の環さんが、当時のYONEX社長の米山勉氏(現会長)に手紙を送りラケットなどの道具のサポートをお願した所、出場試合やトーナメントの実績だけで判断するならば、通常なら契約するレベルにはなかったのですが「まだ荒削りだが、パワーはすごい。このパワーの可能性にかけたい」と先見の目でラケットだけでなく、ウエア、シューズを提供するスポンサー契約を結んだんだそうです。
ラケットはYONEX EZONE98を使用
YONEX EZONE 98 Blue
2018年1月下旬発売モデル
シリーズ史上最大のスウィートエリアで放つ「爆発的パワー」。
瞬時の喰い付きでウィナーを狙うコントロールモデル。
■フェイス面積:98inch2
■素材:高弾性カーボン+ハイパーMG+ナノメトリックDR+クウェークシャットゲルエア
■サイズ:G2・3(平均305g)/LG1・2(平均285g)
■平均バランスポイント:G:平均315(mm)/LG:平均330(mm)
■カラー:ブライトブルー(BBL)
■推奨張力:45~60(lbs)
■推奨ストリング:TGRX130、PTGP125、PTGF125
■フレーム厚:23-24-19mm
グリップテープは白色を巻いていますね。
ストリングは昨年末にパワータイプへ変更していたそうです。
ラケットは全米優勝時もEZONE98を使っていましたが、昨年末にストリング(ガット)を今まで使っていたコントロール重視の物(ポリツアープロ × レクシス)からパワー重視の物(ポリツアーストライク125)に変更して全豪オープンに望んでいたんだそうです。
左が全米オープンの時でイエローのストリング。
右が全豪オープンの時でシルバーのストリングに変わっていますね。確かに。
WOWOWのインタビユー内で言っていましたが、ストリングの事について、大坂なおみ選手は昨年末にサーシャ・コーチからストリングを変えてみないか?と言われたそうです。これまでのコントロール重視の物からより攻撃的なショットが打てる物へ変えてみようと言う提案だったそう。
オフに体作りにも取り組んでハードヒッター用のPOLYTOOUR STRIKE 125を取り入れて全豪優勝出来たそうです。
全米2018年と全豪2019年とのデーター比較
全米OP | データーの比較 | 全豪OP |
33本 | サービスエース | 59本 |
192km/h | サーブの最高速度 | 192km/h |
63% | ファーストサービスの成功率 | 62% |
72% | ファーストサービス成功時のポイント獲得率 | 74% |
57% | セカンドサービス成功時のポイント獲得率 | 49% |
82% | ネットポイント獲得率 | 63% |
61%(321/51) | ブレークポイント獲得率 | 42%(31/74) |
113本 | ウイナー | 259本 |
122回 | アンフォースエラー | 212回 |
50% | リターンポイント獲得率 | 45% |